💡この記事のPOINT
・火成岩とは何か(深成岩と火山岩の違いを含む)が理解できる
・6種類の火成岩の観察ポイントと見分け方がわかる
・スケッチのコツや授業で使えるまとめのポイントが把握できる
本時の学習の流れ|火成岩のつくりを調べる
本時の学習では、6種類の火成岩を観察し、深成岩と火山岩の違いを理解させます。
6種類を比較しスケッチさせることで、理解が深まり、次の鉱物の学習への意欲も高まります
めあて|火成岩のつくりについて調べよう
準備|岩石標本(6種類)、ルーペ、双眼実体顕微鏡、筆記用具、プリント
| 活動内容 | 時間 | |
| 導入 | 1.本時の学習について知る | 5分 |
| 展開 | 2.火成岩について知る 3.6種類の火成岩を観察する 4.ポイントを押さえてスケッチをする | 10分 15分 15分 |
| まとめ | 5.まとめ 本時の学習を振り返る | 5分 |

1.本時の学習について知る
本時の学習では、火成岩について調べるということを押さえる
2.火成岩について知る
授業の最初に、次の3点を確認します。
・火成岩はマグマが冷えて固まってできた岩石
・ゆっくり冷えると深成岩、急に冷えると火山岩
・組織に違いがある(等粒状組織・斑状組織)
深成岩と火山岩の典型例を写真とともに提示すると、生徒の理解が一気に進みます。

3.6種類の火成岩を観察する
今回の授業で扱った火成岩は以下の6種類。
深成岩:花こう岩、せん緑岩、斑れい岩
火山岩:流紋岩、安山岩、玄武岩
観察の流れ
- 岩石標本を1つずつ手に取り、色や粒の大きさを観察
- 特徴的な点をワークシートに記述
- 最後に、深成岩1つ・火山岩1つを選んでスケッチ
観察のチェックポイント
- 粒の大きさはそろっているか(深成岩はそろいやすい)
- 色の変化や鉱物の見え方
- 火山岩は斑晶と石基が見えるか

4.ポイントを押さえてスケッチをする
スケッチでは次の点を強調しました。
スケッチは理解を深める強力な手段なので、時間をしっかり確保するのがコツです。
5.まとめ 本時の学習を振り返る
最後のまとめで、以下のような表を利用する良いと思います。
| 種類 | でき方 | 特徴 | 例 |
|---|---|---|---|
| 深成岩 | マグマが地下深くでゆっくり冷えて固まる | 粒がそろっている(等粒状組織) | 花こう岩など |
| 火山岩 | マグマが地表近くで急に冷えて固まる | 斑状組織(斑晶+石基) | 流紋岩・玄武岩など |
火成岩の観察は、生徒が「岩石=ただの石」ではなく、“でき方が見える”と感じられる重要な単元です。
参考になれば幸いです。
評価基準
1.自然現象への関心・意欲・態度
B 火成岩の種類について意欲的に調べることができる
2.科学的な思考
3.実験・観察の技能・表現
A 粒の状態や色の濃淡についてスケッチで書き分けることができる
A 火成岩の特徴について自分の言葉で説明することができる
4.自然現象への知識理解
授業プリント例
教師用・生徒用






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