💡この記事のPOINT
・身近な植物を採集・観察する手順 がわかる
・観察ポイント を整理し、生徒が理解しやすい説明のコツを知る
・採集活動での安全面やルールづくり の具体例を確認できる
本時の学習の流れ|校内の植物採集
身近なところにもたくさんの植物が生活していることを知るために、校内の植物採取を行います。少なくとも3種類の生物カードを作成させましょう。
めあて|校内の植物にはどんなものがあるか調べよう
準備|生物カード、タブレットなど(植物の詳細を調べたり写真撮影のために使用)、筆記用具
基本移動は4人班推奨
| 活動内容 | 時間 | |
| 導入 | 1.下駄箱前に集合し、点呼を受ける 2.教師の説明をきき、校内の植物探索の手順を知る | 10分 |
| 展開 | 3.各自で植物採取を行う | 15〜20分 |
| まとめ | 4.教室に戻り、生物カードを完成させる。 ふりかえり、次回の校内探索の予告をする。 | 10〜15分 |
1.下駄箱前に集合、点呼
下駄箱近くに集合させ座らせるといいでしょう。
目の前で校舎の片隅に咲いている野草を採取し、観察方法・生物カードの作成方法などを説明すると、
生徒のやる気がぐーんとアップします。
指導力に自信のない先生は、理科室で実物を使って説明してから、
再度下駄箱前で説明をくり返してもいいと思います。
2.先生の説明を受ける
3.各自で植物採集を行う
・採集させる時間:15~20分が適当です
・早い生徒は10分程で採取完了します
・生物カードに添付する時間を10~15分確保しなければ、採取したものが無駄になるので注意
・見つけられない生徒へのサポートをかねて教師は巡視します
・採取の際の注意として、1種類につき採取してよいのは1個体だけとする
・小さくて形のよいものを選ぶ
・写真をとった場合はスケッチが必要になる
4.教室に戻り、生物カードを完成させる
・できるだけ少ないセロテープで添付する
・植物全体をセロテープで密閉すると変色しない
・花や葉などを広げて添付する
・植物の名前や特徴を書き込む

カタバミ

野イチゴ(ヘビイチゴ)
評価基準
1.自然現象への関心・意欲・態度
2.科学的な思考
A 発見したことを独自の視点で記述できる
3.実験・観察の技能・表現
A 3種類以上の美しい生物カードをつくることができる
B 2種類以上の生物カードをつくることができる
4.自然現象への知識理解
授業プリント例
生徒用






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