中1理科|力を“矢印”で表す基礎を身につける授業(力の三要素)

理科 物理 授業記録

💡この記事のPOINT

・力の三要素(作用点・向き・大きさ)の教え方と説明ポイントがわかる

・g(グラム)からN(ニュートン)への単位変換を扱う授業構成がわかる

・生徒が「力を矢印で正しく描ける」ようになるための活動ステップがわかる

目次

本時の学習の流れ|力を矢印で表す(力の三要素・単位変換・矢印作図)

中学1年の「力」の学習では、まず 力を正しく“図で表す”技能 を身につけさせることが大切です。本時の学習では、①力の三要素の導入 → ②単位変換(g→N)→ ③矢印での作図練習
という流れで行った授業を紹介します。

めあて|力を矢印で表せるようになろう

準備|教科書、プリント、定規、筆記用具

活動内容時間
導入1.本時の学習について知る5分
展開2.力の三要素を理解する
3.g(グラム) → N(ニュートン)の単位変換練習
4.図を見て矢印を書き入れる実践活動
10分
10分
20分
まとめ5.まとめ 本時の学習を振り返る5分

1.本時の学習について知る

本時の学習では、力を矢印で表すことができるようになることを押さえる

2.力の三要素を理解する

まずはじめに、力を表すために必要な3つのポイントを説明します。

  • 作用点…どこに力がはたらいているか
  • 向き…どちらの方向に力がはたらいているか
  • 大きさ…力の強さを矢印の長さで表す

板書や実物を使いながら、
「押す」「引く」「持ち上げる」など、身近な例でイメージをつかませました。

3.g(グラム) → N(ニュートン)の単位変換練習

次に、力の大きさを表す単位である N(ニュートン) に変換する練習をします。

  • 100gのおもり → 1N
  • 250gのおもり → 2.5N

まずは「重力1N=約100g」の関係を押さえ、
簡単な変換問題をいくつか解かせます。

【指導上の留意点】

生徒が計算でつまずく前に、概念をしっかり固めることがポイントです。

4.図を見て矢印を書き入れる実践活動

最後に、実際の問題で「力の矢印」を書き込む活動へ。

  • 机の上の物体に働く力
  • つるしたおもりに働く力
  • 引っ張られている台車に働く力

など、典型的な場面を使いながら、
作用点・向き・大きさを判断し、矢印で表す練習を行います

力を矢印で表す練習場面例

5.まとめ 本時の学習を振り返る

本時の学習のポイントは、

・3要素の理解があると、生徒は矢印を正確に描きやすくなる

・単位変換ができると、矢印の長さを根拠を持って表せる

・作図問題への抵抗感が大きく減り、後の「力のつり合い」につながる

力の学習は“イメージで理解する”部分が多いため、

矢印作図は早い段階で丁寧に扱うことが大切です

評価基準

1.自然現象への関心・意欲・態度

 B 力の表し方について意欲的に学習に取り組むことができる

2.科学的な思考

 B 力を矢印で表すことができる

3.実験・観察の技能・表現

 A 力の表し方について、自分の言葉で説明をすることができる

4.自然現象への知識理解

授業プリント例

教師用・生徒用

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