中1理科|金属の性質を調べる実験|見た目・電気伝導・磁性・たたくとどうなるかを比較する授業

理科 化学 授業記録

💡この記事のPOINT

・金属の基本的な性質(光沢、電気が流れる、磁石につく、展性)の調べ方が理解できる

・実験の進め方や生徒に示す比較の視点がわかる

・これらの性質を使って、金属を分類・比較させる授業の流れが把握できる

目次

本時の学習の流れ|金属の性質を調べる

本時の学習では、金属の性質を調べるために、表面のようす、電流が流れるかどうか、磁石につくか、たたくとどうなるかなどの方法を試すことで、比較ができるようにさせる

めあて|金属の性質ついて調べよう

準備|鉄線、銅線、アルミニウム線、竹ひご、やすり、豆電球、電池、導線、磁石、ハンマー、学習プリント

 

 

活動内容時間
導入1.本時の学習について知る10分
展開2.実験方法の確認を行い、金属の性質を調べる30分
まとめ3.本時の学習を振り返る10分

1.本時の学習について知る

  ・金属の性質について学習する時間であることを押さえる

2.実験方法の確認を行い、金属の性質を調べる

  ・見た目や肌触りなどを調べる

  ・電流が流れるかどうか調べる

  ・磁石につくかどうか調べる

  ・たたくとどうなるかを調べる

  

【指導上の留意点】

・金属に共通する性質は

① 磨くと光る(金属光沢
② たたくと広がり(展性)、引っ張るとのびる(延性
③ 電流が流れやすく、熱が伝わりやすい

・金属ではない物質は、非金属という

3.本時の学習を振り返る

  ・全体で押さえるポイントを共有し、学習プリントにまとめさせる

  ・互いにプリントを見せあう時間をとってもよい

評価基準

1.自然現象への関心・意欲・態度

2.科学的な思考

 A 実験で発見したことを科学的に記述できる

3.実験・観察の技能・表現

 A 3種類以上の金属の性質を調べ、その結果をまとめることができる
 B 鉄線、銅線の性質を調べ、その結果をまとめることができる

4.自然現象への知識理解

授業プリント例

教師用、生徒用

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この記事を書いた人

中学校理科教員|Science Note運営者
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