💡この記事のPOINT
・硝酸カリウム、ミョウバン、食塩の溶け方の違いと、溶解度について理解できる
・ろ過や再結晶の基本操作と、固体を分離・結晶化させる仕組みが学べる
・実験の手順、注意点、生徒への声かけなど授業で押さえるべき指導ポイントがわかる
本時の学習の流れ|溶解度と再結晶
本時の学習では、硝酸カリウム(もしくはミョウバン)と食塩をそれぞれ同量ずつ水に溶かし、70℃の湯につけて温めて溶かす。溶かした後に冷水で冷やし、ろ過や蒸発によって溶かした固体を再び取り出す再結晶の方法を学ぶ
めあて|水に溶かした物体を再び結晶として取り出そう
準備|硝酸カリウム(もしくはミョウバン)、食塩、試験管、ビーカー、ガラス棒、ろうと台、ろうと
スライドガラス、ろ紙、加熱器具、湯、冷水
実験は 4人班 推奨
| 活動内容 | 時間 | |
| 導入 | 1.本時の学習について知る | 5分 |
| 展開 | 2.溶解度、飽和水溶液、再結晶ついて確認する 3.実験装置を組み立て、実験を行う | 10分 30分 |
| まとめ | 4.本時の学習を振り返る | 5分 |

1.本時の学習について知る
・固体を水に溶かし、再び結晶として取り出す再結晶について学ぶことを押さえる
事前に学習プリントを配付して実験方法を予想させることで、スムーズな実験を行うことができ、授業前に予習をした生徒の確認をすると、生徒のモチベーションも上がる。
実験の時間を確保することも可能となる。
2.溶解度、飽和水溶液、再結晶ついて確認する
・一定量の水に溶ける物質の最大の量をその物質の 溶解度 という
・物質が溶解度まで溶けている水溶液を 飽和水溶液 という
・規則正しい形の固体を 結晶 といい、一度溶かした物質を再び溶かして結晶として
取り出すことを 再結晶 という
3.実験装置を組み立て、実験を行う
・生徒実験では、50mlのビーカーに硝酸カリウム(もしくはミョウバン)と食塩を入れて配布し、
生徒に正確にそれぞれ3gずつ量り取らせる(先生は時短、生徒には経験値となる!)
・試験管に3gずついれ、5mlの水を加えて溶かす→溶け具合を確認する
・70℃くらいの湯を用意して、試験管を湯につけ、硝酸カリウムと食塩を溶かす
・溶けたことを確認できたら、試験管の中の水溶液を別の試験管に2mlとり、冷水で冷やす
・溶質が現れたら:ろ過して固体を取り出し、固体の様子を観察する
・溶質が現れなければ:スライドガラスの上に液体を1滴垂らし、水を蒸発させて様子を観察する
4.本時の学習を振り返る
・全体で押さえるポイントを共有し、学習プリントにまとめさせる
・互いにプリントを見せあう時間をとってもよい
評価基準
1.自然現象への関心・意欲・態度
2.科学的な思考
A 物質による溶け方の違いについて、独自の観点から思考することができる
3.実験・観察の技能・表現
A 飽和水溶液から結晶を取り出せる
B 火傷や怪我に注意して安全に実験できる
4.自然現象への知識理解
授業プリント例
教師用・生徒用






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