中1理科|植物の分類をまとめる授業(被子植物・裸子植物・シダ・コケの整理)

理科 生物

💡この記事のPOINT

植物の分類(被子植物・裸子植物・シダ植物・コケ植物)の特徴を整理する方法がわかる

・授業で活用した分類表・比較資料の使い方がわかる

生徒が混乱しやすい分類ポイントをどう説明するか、指導のコツがわかる

目次

本時の学習の流れ|植物の分類

本時の学習では、これまでに学習した植物について、生活場所やからだのつくりに注目し、6つに分類し表にまとめていきます。

・植物の分類は、生活場所によってできていることを知る
・生活場所とからだのつくりは密接に関係していることを知る
・植物を次の6つに分類する
(コケ植物、シダ植物、裸子植物、単子葉類、離弁花類、合弁花類)
・これまでの学習してきた植物全体について振り返る

めあて|植物の分類についてまとめよう

準備|教科書、筆記用具、学習プリント

活動内容時間
導入1.本時の学習について知る5分
展開2.植物を6つに分ける
3.生活場所やからだのつくりによる分類をする
20分
15分
まとめ4.本時の学習を振り返る5分

1.本時の学習について知る

  ・今までの学習についてのまとめの時間であることを押さえる

2.植物を6つに分ける

  学習プリントに、コケ植物、シダ植物、裸子植物、単子葉類、離弁花類、合弁花類の6つに分けた表を印刷して準備しておく。(樹形図や表など)

植物に限らず、生物の分類は明確な基準がないため、指導者がぶれないようにしましょう。

3.生活場所やからだのつくりによる分類をする

水を吸収する場所で分類すると良い

・からだ全体(維管束がない)
・根(維管束がある)

  コケ植物とシダ植物の間に境界が見えてきます

  

【指導上の留意点】

次の点を押さえる

・ふえ方(胞子or種子

・水の吸収方法

・水中から陸上へ進出するために作った器官
 例)コケ植物:(仮根)雌株、雄株  裸子植物:胚珠

・胚珠が種子になることをしっかり確認する

・単子葉類は、離弁花と合弁花を合わせた双子葉類と比較させる

・単子葉類と双子葉類の維管束の配置の違い等は、最後に押さえる

・6つに分けた植物の例を挙げておくと〇 

4.本時の学習を振り返る

  ・全体で押さえるポイントを共有し、学習プリントにまとめさせる

  ・互いにプリントを見せあう時間をとってもよい

評価基準

1.自然現象への関心・意欲・態度

2.科学的な思考

3.実験・観察の技能・表現

4.自然現象への知識理解

 A 植物の分類についてまとめることができる

授業プリント例

生徒用

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この記事を書いた人

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