中1理科|密度の求め方を理解する授業|体積の読み取りと質量測定から密度を計算する方法を学ぶ

理科 化学 授業記録

💡この記事のPOINT

メスシリンダーの水かさ変化から体積を正しく読み取る方法がわかる

電子てんびんを使った質量測定のポイントが理解できる

・測定結果から密度を計算する手順と、授業での指導例がつかめる

目次

本時の学習の流れ|密度を求める

本時の学習では、物体の密度を、測定と計算によって求める方法を理解する。
メスシリンダーの水かさの変化から体積の増減を読み取ったり、電子てんびんにより質量を測ったりすることで得た結果から、計算により密度を求めることができるようになる。

めあて|物体の密度を、測定と計算によって求めよう

準備|いくつかの物体、メスシリンダー、電子てんびん、糸、ハサミ、その他必要な器具、学習プリント 

  

活動内容時間
導入1.本時の学習について知る10分
展開2.実験装置を準備し、測定をする
3.物体が何でできているのか判断する。
30分
まとめ4.本時の学習を振り返る10分

1.密度の単位と計算方法を確認する

  ・密度について学習する時間であることを押さえる

2.実験装置を準備し、測定をする

  ・質量を電子てんびんではかる。

  ・体積をメスシリンダーではかる。

  ・物体の密度計算で求める。

3.物体が何でできているのか判断する。

  

【指導上の留意点】

・一定の体積あたりの質量を密度という
・単位はg/cm
・密度を求めるためには、物質の質量(g)/物質の体積(cm で求める

4.本時の学習を振り返る

  ・全体で押さえるポイントを共有し、学習プリントにまとめさせる

  ・互いにプリントを見せあう時間をとってもよい

評価基準

1 自然事象への関心・意欲・態度

2 科学的な思考

 A 実験で発見したことを科学的に記述できる

3 実験・観察の技能・表現

 A 3つ以上の物体の密度を測定によって求め、その結果をまとめることができる
 B 1つの物体の密度を測定によって求め、その結果をまとめることができる

4 自然事象についての知識・理解

 B 熱すると「炭」になる物質があることを理解できる

授業プリント例

教師用・生徒用

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

中学校理科教員|Science Note運営者
理科の授業で実際に使えるプリント・小テスト・教材をまとめています。
忙しい先生方の授業準備が少しでもスムーズになりますように。
🌿 好きな分野:地学・化学
☕ 趣味:コーヒーの科学を探ること

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次